かまいたちは、2017年から2019年、3年連続でM1グランプリの決勝まで進出しています。 そのうち2019年は、最終決戦まで進み、準優勝しました。すごいですよね。あっぱれです。
1回優勝することももちろん凄いことですが、連続で好成績を残し続けるのも本当に凄いことです!
今回は、それぞれの年で披露されていたネタについて語っていこうと思います!
2017年 「怖い話」
濱家さんの「怖い話聞いて、ゾッとする感じが好きなんですよね〜」という言い出しから始まります。怖い話が好きだという濱家さんとは違って、「怖い話聞くとイラっとする」という山内さん。じゃあどの辺にイラっとするのか、世間の皆が知っているような有名な怖い話をもとに、イラっとポイントを説明しながら話が展開していくネタです。
もしかしたら共感する部分があったり、変に納得する部分もあるかもしれません。ネタの中盤からは、「卍さん」という、想像すると確かにかなり恐ろしい新キャラまで登場します。
2018年 「ポイントカード」
「タイムマシーンがあったとして、過去に戻って、1つだけやり直せるとしたら、何がしたいか」を考えるところから始まります。
濱家さんは、「当時好きだったけど告白出来なかった人に、告白したい」と言うのですが、一方山内さんの方は、「コンビニのポイントカードを作りたい」と、今すぐにでも簡単に出来そうなことを言うのです。
この発言のように、最初は、ボケの山内さんの方が「なんか変わったこと言うな〜」という感じなのですが、ネタの途中から、いつの間にか、山内さんに反論していくうちに、なぜかツッコミの濱家さんの方が、よく考えたら訳の分からないことを言ってしまっています。まるで山内さんの話術の罠にハマってしまったかのように。そこが、他のネタとちょっと違う部分かもしれません。
2019年 第1ラウンド「UFJとUSJ」
山内さんが「この前UFJに行って恥ずかしい思いをした」というところから始まるのですが、本当は、テーマパークのUSJの方のことを言いたかったのに、SをFと間違えて、「UFJ」と言い間違えちゃったことが判明。途中から、何かおかしいなと気づいたツッコミ濱家さんの指摘で分かります。
恥ずかしさからなのか悔しさからなのか、なぜか、言い間違えたのが自分ではなくツッコミ濱家さんだと言い張る山内さん。理論はめちゃくちゃなのに、なぜか堂々と反論しまくるのです。
気持ちはすごく分かりますが、まぁ余裕のある大人ならすぐに自分の非を認めますよね。自分に非があっても、なかなか認めない人って周りにもいますが、ここまで頑なに認めない人はなかなかいないのではないでしょうか。
散々言い争った後に、あの名台詞、「もし俺が謝ってこられてきてたとしたら、絶対に認められてたと思うか?」が出てきます。これは何回でも聞いていられるレベルで面白い台詞です。
このネタの中だけでなく、他の場面でも色々応用されていて、本当に広がりのある台詞だなぁと、つくづく思います。
2019年 最終ラウンド「自慢話」
なにか、人に自慢できるようなことがあるか、という話から始まります。
ボケの山内さんが、「映画トトロをみたことがない」という、はっきり言って全然羨ましいとは思わない、何とも不思議な自慢を言ってきます。独自の理論で、トトロをみたことがない事がいかに凄いことなのか、力説してくるのです。山内さん曰く、濱家さんの「タイタニックをみたことがない」は、自慢にならないらしいです。
コナンとかワンピースも、自慢になりそうな気がしますけど。
じゃあ、私の「JAWS」をみたことがない は、果たして自慢になるのか、ならないのか?
多分自慢にはならないんでしょうね。