ものすごい音楽の才能の持ち主、狩野英孝さんというアーティストを知っていますか?
最近、「千鳥のクセがすごいGP」という番組で、狩野英孝さんが替え歌シリーズを度々披露しているのですが、どれも、狩野英孝節が炸裂の、とっても良いカバー曲に仕上がっています。
オリジナリティー溢れていて、本当に素晴らしいです。
「千鳥のクセがすごいGP」だけでなく、他の番組でも歌を披露しています。
まず、歌の前に、まるでアーティストのライブ途中のMCみたいな語りのように、導入の話をしてくれます。
歌の後には、「ありがとうございました」というのですが、その言い方にもクセがあるし、毎回変えてくるので、毎回笑ってしまいます。
なので、歌だけでなく、歌の前後にも注目です。
狩野英孝さんがカバーしている曲はたくさんあり、これからもどんどん増えていくのだろうと思いますが、いくつかオススメとして紹介したいと思います。
大きな古時計
誰もが一度は歌ったことのあるこの曲。
本来なら、おじいさんとの思い出にしみじみ浸れる曲なのですが、全然しみじみ浸れません。
大きな特徴としては、途中でボイスパーカッションを入れる所でしょうか。
どこに入れられてくるのか、要チェックです。
夕焼けこやけ
オリジナルのメロディパートの後に、口笛のパートがきます。
けっこうな高音なのですが、それでも懸命に口笛を吹いています。
個人的には、日が暮れるという歌詞の「暮れる」という部分の、「くれいて〜」や「くれいる〜」の歌い方がツボです。
手のひらを太陽に
途中から、なぜかミミズ目線やカエル目線で歌っているところがあります。ミミズとカエルの日常生活が、追加で歌詞として描き出されています。
聴いていると、本当にミミズやカエルの目線になれて、不思議と「あ〜全ての生き物が皆一緒に生きているんだなぁ」と思えてくるのです。
面白い上に、なぜかちょっと感動します。私だけでしょうか。
涙そうそう
特に、「そうそうそう〜!」のところが好きです。
また、この歌にも、独特のボイスパーカッションが入っているのですが、メインなのか?歌詞なのか?という具合に、思いっきり色々なところに入っています。
ハナミズキ
口に手のひらをあてて「ぽっ」という音を鳴らす、独特のボイスパーカッション。何を表現されているのでしょう。皆さんで考えてみてください。
あと、薄Baby色って、一体どんな色なんでしょうか。
気になるポイント満載です。
カブトムシ
「揺れぃる〜」の歌い方が大クセです。
途中カブトムシ目線で、土の中にいる頃の思い出を歌にしてあります。
カブトムシの心情まで歌にできるなんて、本当に天才的だと思います。
また、「カブトムシ」の部分が「カブ&ムシ」と歌われています。
カブトムシの「ト」は、接続詞だったんですね。
聴き終わりは、あの野菜のカブに虫がとまっている情景が、もう脳裏に浮かんでいる状態になります。
キセキ
不意打ちで時々、裏声を聴かせてくれます。
歌の後半に関しては、もはや
「シュビドゥビ シャバダバ シュビドゥビ シャバダバ」のオンパレード。
個人的には、デュワ・デュワ・デュワ!(ギターでジャラ〜ンと鳴らす)の部分が大好きです。
大真面目に真剣にふざけられる大人って素敵ですよね。
以上、いくつか簡単に紹介しましたが、
どの歌も、最後の最後まで、あの「狩野英孝」というキャラを守りぬき、心を込めて歌ってくれています。
YouTubeもやっていらっしゃるみたいで、そちらでも替え歌がたくさん披露されているので、気になる方は、YouTubeもチェックしてみては、と思います。