別の記事にベスト3の大作をまとめましたが、惜しくも個人的ベスト3には入りませんでしたが、是非とも紹介したいものがまだあります。
今回はそれについて紹介していきたいと思います。
●火垂るの墓
あの有名な映画「火垂るの墓」の登場人物である兄妹、お兄ちゃんと節子ちゃんになりきっています。
お兄ちゃんは、師匠みたいな話し方だし、妹は妹らしく甲高い裏声で話しています。
映画「火垂るの墓」の中で、お兄ちゃんが妹のために食べ物?を持ってきてあげるシーンがありますよね。あのシーンなんだと思います。
映画の中での節子ちゃんはかなり衰弱していますが、この節子ちゃんは、ヒステリックに雄叫びあげられるくらい元気です。
●守口の母
大阪府守口市にある、占い師のお店へお兄さんが入っていくところから始まります。
いかにも胡散臭そうなお店ですが、予約してしまったということで、しぶしぶ入っていきます。
この占い師は、お兄さんの過去の色々なことが水晶で見えるらしく、「見えるわ」と言いながら、どんどん語ってくれます。
中川家の地元守口市ならではの事情、お兄さんが小さい頃飼っていたペット、履いていたジャージ(PUNCHのジャージ)、中川家兄弟の実のお爺さんの話などなど、本当にあった思い出話が盛りだくさんです。
思い出話を、懐かしそうに楽しそうに話す中川家兄弟、必見です。
●スシロー ナレーション撮り
あの有名なお寿司のチェーン店「スシロー」のCMナレーション撮りという設定のコントです。
CMの、甲高くてインパクト大な声を真似ています。見事な再現率です。
早く帰ろうとするナレーション担当の礼二さん。
セカンドバックを持ったまま、ナレーション撮りに挑んでいます。
帰ろうとするのをうまく引き止めながら、録音をすすめていくスタッフ剛さん。
限られた時間の中でも、どんどん録音していきます。
途中から、それどこで使うの?というような、必要性の感じられないセリフもどんどん録音しています。
尻上がりに盛り上がっていくコントです。
聞こえてくるスタッフの笑い声も、どんどん大きくなってきている感じがします。
撮影現場の盛り上がり具合が分かりますね。
●師匠と弟子
落語家の師匠のところへ、49歳のお弟子さんがやってきて、教えを請うところから始まります。
キャッチフレーズはどうするか、本題に入る前に話す「マクラ」は何にするかなど、師匠とあーだこーだ言いながらも、練習しています。
私は落語家のお弟子さんをまじかで見たこともないし話しているのを聞いたこともないですが、いかにもこういう感じの人がいそうだと思える。
そう思わせるお兄さんの演技が上手い。
数を数えるときの数え方が、「ひーのふーのみー」だったり、ちょっとでも師匠が噛んだり変な口癖を言うと、全く遠慮せず即座にツッコみます。
さすが49歳。若手ではあるが、けっこういい歳で人生経験もたくさん積んできた人というのが、また良い味出してます。
このコントは、とにかくお兄さんのボケが、大放出セール状態です。
ボケのオンパレードです。一見の価値ありです。
以上です。
時間に余裕がある時に、是非チェックしてみてほしいと思います。